虫歯治療は多くの方が抱える歯の悩みでもありますが、治療の基本は
虫歯を取り除くということです。

虫歯は自然治癒しないのが普通なため、虫歯を除去して、歯の代わりに
なる材料で補うことが必要です。

治療方法はいくつかの種類がありますが、どの治療を選択するかの判断は

虫歯の深さ
虫歯の範囲
虫歯のある場所(どの歯なのか、歯のどの面なのか)
患者さんの要望

どの歯科医もこれらを総合的に判断して最適な治療を選択しています。

虫歯の深さというのは分かりやすく説明すると

根の治療が必要ない治療
根の治療が必要な治療

に分けることができます。
根の治療はいわゆる「神経の治療」です。これを根管治療といいます。

◇根の治療が必要ない治療
この状態は虫歯が歯髄まで及んでいない状態ですので、歯髄を残して治療する
ことができます。

こういった虫歯に対する治療方法としては大きく分けて以下の2つがあります。

〇詰め物をする治療
〇型をとる治療

このどちらを選ぶかは先述した虫歯の大きさや場所で決まりますが大まかに言うと
虫歯が小さいほど詰め物になりやすく、大きいほど印をとる治療になりやすい。
というような治療の選択法になります。
もちろん患者さまの要望や、様々な他の要因、歯科医師の経験などによっても
変わってきますが

当院ではできる限り患者さまの要望をベースに治療方法を決定しております。

◇根の治療が必要な治療
歯髄まで虫歯が達している場合は根の治療つまり根管治療が必要になります。
ひどい虫歯は歯髄まで虫歯が進行してしまい、虫歯菌が歯髄に感染し、歯髄が
炎症を起こしてしまっている状態です。

ここまで進んでしまうと歯髄は元の状態には戻らず、時間と共に壊死して
しまうので、根管治療をして歯髄を
除去しなくてはなりません。
当院ではこういったひどい状況になる前に予防も含めて早い段階での来院、
治療をおススメしています

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